【定番】歪み系エフェクターおすすめ10選

歪み系エフェクターは、ギターやベースなどの楽器を弾いている人にとって、不可欠なエフェクターの一つです。

歪み系エフェクターは、楽器の音を歪ませたり、増幅したりすることで、楽器の表現の幅を広げる事が出来ます。しかし、多種多様な歪み系エフェクターがあるため、どの製品を選ぶか迷うこともあるかもしれません。

本記事ではおすすめの歪み系エフェクターを10個紹介します。

歪みの種類

歪みは大まかに「オーバードライブ」「ディストーション」「ファズ」の3種類に分類されます。

オーバードライブ

オーバードライブは歪み系エフェクターの中でもスタンダードなタイプでオールマイティに対応することが可能です。アンプや他の歪み系エフェクターの音を増強する「ブースター」としてもよく使用されます。

ディストーション

ディストーションは簡単にいうと、オーバードライブよりさらに激しく音を歪ませる事ができるエフェクターです。明確な基準はないのですが、歪み方のイメージとしてオーバードライブ<ディストーションといった感じです。

ファズ

ファズとは「毛羽立った」という意味です。ファズエフェクターは、その名の通り粒立ったプチプチとした歪みを生み出すエフェクターです。オーバードライブやディストーションでも強く歪むものもありますが、より荒っぽい歪みを出したい人にはファズがおすすめです。

世界初の歪み系エフェクターはファズといわれており、全ての歪み系エフェクターの元祖となっています。

オーバードライブタイプのエフェクター

BOSS OverDrive OD-3

オーバードライブといえばこれ!という程の定番中の定番。日本を代表するエフェクターメーカー「BOSS」が1977年に発売した第一号のコンパクトエフェクター「OD-1」の後継機種がこの「OD-3」です。その特徴は正統派オーバードライブとでもいうべきナチュラルな歪み、粘りのあるサスティーンです。

コードカッティング、リフ、ギターソロとオールマイティに使用可能で、クリーンブースターとして使用している人も多い優等生ペダルです。生まれて初めて買ったエフェクターはBOSSのODシリーズという人も多いのではないでしょうか。

BOSS OD-3の詳細はこちら

BOSS BluesDriver BD-2

BOSSの歪み系コンパクトエフェクターの中でも、先に紹介した「OD-3」と並んで1、2を争う人気のペダルが「BD-2」ブルースドライバーです。

その人気の理由はなんといっても「万能である」事でしょう。軽く歪ませれば名前の通り、ブルージーなサウンドに、ゲインを上げるとかなり歪みますので、ディストーションに近い使い方も可能です。

OD-3に比べるとサウンドの粒が荒く、ドンシャリなイメージです。迷ったら両方買って、どちらかをブースターに、という使い方もおすすめですよ。

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Ibanez TS9 Tube Screamer

Ibanez TS9 Tube Screamerは、日本を代表するギターメーカーである「Ibanez」によって1980年代初頭に発売され、その後も人気が続いている歪み系エフェクターの一つです。今も世界中のトップギタリストに愛用されており、いわゆる「TS系」と呼ばれているエフェクターはこのTS-9が元となっています。

チューブアンプのボリュームを上げた時のような自然な音色を目指して作られているため、主にブースターとして使用されています。

音の特徴は中域がブーストされたマイルドなサウンドで、ギターソロ等でギターの音を際立たせるのに適しています。

余談ですが、筆者はチューブスクリーマーの小型モデル「TSMINI」をブースターとして使用しています。

こちらもコンパクトながら、しっかりした王道のTSサウンドでおすすめです。

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ディストーションタイプのエフェクター

ProCo RAT2 Distosion

ProCo RAT2 Distortionは、1980年代初頭に発売され、ジェフ・ベックが愛用したことでブレイクした、ディストーションペダルの定番中の定番です。

よく歪み、歪めば歪むほど深くなるサウンドは、唯一無二です。ハードロックやオルタナティブロック等のジャンルに向いています。

セッティングによってかなり歪むペダルですが、実は軽めに歪ませるとクランチ気味になるので、コードをかき鳴らす系のジャンルとも相性が良いです。

コントロールはDistortion、Filter、Volumeの3つで、「Filter」が他のエフェクターでいう「TONE」の役割を果たしており、右に回すことで高音域をカットできます。

ProCo RAT2 Distosionの詳細はこちら

BOSS Distortion DS-1

1978年に発売された、BOSS初のディストーションです。発売以来、多くのギタリストから支持を得ており、スティーヴ・ヴァイやカート・コバーンも愛用していました。

前述した「RAT」はファズ寄りの荒々しいディストーションといったイメージなのですが、DS-1の歪みはオーバードライブとファズの中間といった感じで、あまり癖がなく、初めてディストーションを購入する人でも使いやすいペダルです。

価格も安いので、一度試してみてはいかがでしょうか。

BOSS DS-1の詳細はこちら

BOSS Metal Zone MT-2

1991年にBOSSから発売された「Metal Zone MT-2」はBOSSのエフェクターの中でも異端児です。前述したBOSSの歪み系エフェクター達は「優等生」とでもいうべき扱いやすさ、「平均以上」の性能を持ったペダル達でした。

このMT-2は、とにかく歪むエフェクターです。その歪み具合はJC-120さえメタルテイストに変えてしまうほどです。その結果「どのアンプも同じ音になる」「歪み過ぎてニュアンスが出ない」「ハウリングが酷い」等と揶揄されてしまう事もあります。

MT-2が発売された91年はメタル全盛期。ザクザクと歪むサウンドが好まれた時代でした。そんな時代に、高価なハイゲインアンプを購入出来なかった層が手軽にメタルサウンドを体験できる手段として爆発的な人気を誇り、現在に至るまで30年に渡って愛されています。

実は歪みをうまくコントロールしてあげると、ジャキジャキとしたオーバードライブ感も得ることができるので上手に使うと、幅広い音作りが可能となります。

BOSS MT-2の詳細はこちら

MXR M104 Distortion+

「MXR M104 Distortion+」は「ディストーション」という名を世界に広めた、80年代を代表する歴史的なペダルです。

ランディ・ローズが愛用していたことでも有名で、ハードロックのイメージが強いですが、使用するアンプによっては、軽めのオーバードライブから、ファズっぽい音まで作ることが可能です。

コントロールツマミがDISTORTIONとレベルを調整するOUTPUTの2つしかないため、操作性もシンプルです。

「RAT」が暗めの歪みなのに対し、この「M104」はカラっとした明るめの歪みを得ることができますので、自分の出したいサウンドイメージに合わせて選択しましょう。

MXR M104 Distortion+の詳細はこちら

ファズタイプのエフェクター

Electro-Harmonix Big Muff Pi

ファズといえば、まずは「Big MuffBig Muff」を紹介しなければならないでしょう.1968年に登場して以来、時代を問わずファズの代表として君臨し続けています。ジミ・ヘンドリクス、カルロス・サンタナ、コーンまで、多くのギタリストにそのサウンドが求められてきました。
この「Big Muff Pi」は、いわゆる「3rd version」といわれているモデルを元に製造された現行機種で、同モデルに実用性を考慮しLEDを搭載しています。また、オリジナルに比べ、ノイズを軽減することに成功しています。
ズシンとした低音と、耳に響く高音が合わさった「音の壁」「轟音」と称されるサウンドが「Big Muff」の特徴です。
ほかのファズと比べるとディストーションのような歪み方をするので、使いやすく、初めてファズを買うなら「Big Muff Pi」おすすめです。「弁当箱」と称されるかなりの大きさの本体がボードを圧迫してしまうのが悩ましい…そんなあなたにはコンパクトサイズの「NANO Big Muff Pi」がおすすめです。

Electro-Harmonix Big Muff Piの詳細はこちら

JHF1 Jimi Hendrix FUZZ FACE

Big Muffと並んでファズの二大巨頭とされるエフェクターがこの「FUZZ FACE」です。

その歴史は古く、発売は1966年です。まだ「歪み系エフェクター」という概念がなかった1962年、初めてファズ系エフェクター(ちなみに世界初のファズ系Maestro社製のFuzz Toneです)が登場し、その後ギターの神様といわれているジミ・ヘンドリクスがこの「FAZZ FACE」を使用したことでファズ系エフェクターは一気に一世を風靡します。

JHF1はミ・ヘンドリックスが1970年代に愛用していたファズフェイスを再現したモデルで、内部回路に豊かなトーンのBC108シリコントランジスタを採用しています。

トランジスタにはシリコンとゲルマニウムがあり、それぞれ特徴が異なります。どちらが正解というのはありませんので、好みの音のものを選ぶようにしましょう。

ちなみにゲルマニウムは温度によって音が変化するという性質を持っており、シリコンは安定した動作をするといわれています。

「FUZZ FACE」はボリュームとゲインをマックスにして使用するギタリストも多く、ギター側のボリュームをコントロールすることで歪みを調整することで、爆音から鈴なりといわれるシャラン!としたクリーントーンが出せたりと使い勝手がよいエフェクターです。鈴なりサウンドも出したい!という人は「FAZZ FACE」を選択しましょう。

名前の由来は「上から見たときに顔に見えるから」とのことです。そういわれるとなんだか可愛らしく見えてきますよね。

ファズフェイスにも小型タイプの「FAZZ FACE MINI」シリーズが存在します。
最近のエフェクター市場は小型ブームで、様々なメーカーが超コンパクトエフェクターを出していますね。

筆者的には、ボードが軽くなりありがたい限りです。

JHF1の詳細はこちら

BOSS FUZZ FZ-5

最後に紹介するのはデジタルファズ、BOSSの「FZ-5」です。

このペダルは、歴史的なヴィンテージファズに使用されていたゲルマニウムトランジスタの特徴をBOSSの技術により素子レベルで忠実にモデリングしています。

つまり、「デジタルの技術を用いて、アナログファズのサウンドを再現した」エフェクターであり、前述したファズ系エフェクター達とは毛色が違ったものとなっています。

最大の特徴はなんといっても、3種類のモードを搭載しており状況に応じてモードチェンジが可能という事です。

Fモード・・・FUZZ FACEをシミュレート
Mモード・・・MAESTRO FUZZ TONEをシミュレート
Oモード・・・Octaviaをシミュレート

と、上記のように1960~70年代の名機を再現しています。

中でも一番歪みが深いのはFモードで、FUZZツマミのセンターの位置で本家、FUZZ FACEの歪みマックスになるように設定されていますので、それ以上に回すと本家以上の歪みを得ることが可能です。

ただ、一点注意が必要なのは、ギターのボリュームを絞っても鈴なりサウンドにはなりませんので、鈴なりサウンドを求めている人は、本家の「FUZZ FACE」を使用しましょう。

数種類の歪みを使い分けたい人にはおすすめのエフェクターです。

BOSS FZ-5の詳細はこちら

まとめ

これまで紹介した歪み系エフェクターたちは、誰もが知る定番のモデルたちです。この世の中には、歪み系のエフェクターだけでも星の数ほどの種類があります。

自分の理想のサウンドを表現することができるエフェクターに巡り合うのは、かなり大変かもしれませんが、運命的に好みぴったりのものに出会えた時の感動は例えようのないものがあります。お気に入りのエフェクターを並べて、試行錯誤しながらボードを組む時間もよいものです。

今はYouTube等で実際の音を聴く事もできますので、是非ベストな一台を見つけてみてください。

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